教職員紹介

英語教諭:菅原先生にインタビュー!

「毎日の取り組みを大切に! 英語の学習はどこまで行っても続きます!」

東葉高校、教職員インタビューシリーズ!

今回は英語科で様々な取り組みにチャレンジしている菅原先生にインタビューしてみました!

なおみ_IMG_0025

菅原 直弥
Naomi Sugahara

・英語科
・グローバル教育委員会 委員長
・入試広報部

~過去の経歴~
・サーティワンアイスクリーム
 Excellent Staff Dream Teamに選抜
(全国スタッフからたったの18人!)

1570603851483-e1570604097311

Q 今回はよろしくお願いします!
個人のインタビューでありつつも、東葉の英語科の取り組みについて色々とお聞かせいただければと思います!

グローバル教員委員会なんて、まさに今学校が力を入れているところですよね。

菅原先生

よろしくお願いします。
そうですね、まずグローバル教育委員会は先生たちの組織
なのですが、もちろん英語科が中心になりつつ、色々英語に
触れる機会を作れる、そんなチャンスにあふれた委員会です。

私が委員長になったのは、たまたま・・・
というか校長からの任命ですが、
とても光栄に思います。
教員としての自分の目標とすごくリンクするので、積極的に
頑張りたいと思っています。

Q どの委員会、部署に入るかは自分で決められませんしね(笑)

それでは、そのグローバル教育委員会から聞かせていただければと思うのですが、
まず委員会の取り組みの1つとして気になる校内留学について聞かせてもらっても良いですか?

菅原先生

かしこまりました。

留学に関しては、東葉では以前オーストラリアへの留学企画で毎年夏休みに行っていました。
その内容を刷新し、費用面、安全面も考慮して、学校で行える校内留学にしたらどうかといったところがこの企画の主旨になります。
学校内を外国空間にしちゃえばいい!といったコンセプトですね。

コロナ禍の前からスタートしておりましたが、海外に行きづらい現在は、まさにぴったりな企画だと思います。
ちょっと先取りになりましたね。

Q 実際、校内留学中はどのような活動になってますか?

菅原先生

2021年度で3回目の開催になるのですが、
初年度から、フィリピン・セブ島の
選ばれた先生にお願いしています。
かなりプロフェッショナルな先生です。
5日間で行う活動は、特に
コミュニケーション(人との繋がり)について
成長出来るような内容になっています。

グループでの競争とか、1つのものを皆で作る、
といったものもありますし、
5日間めいっぱい海外の先生と会話して勉強出来る。
民間の英会話のレッスンでも5日通して講師の方を独占する
なんてことは難しいですよね?
そういったことが可能だと捉えていただいても良いのかなと
思います。

Q 参加している生徒の様子はどうですか?

菅原先生


初日こそきつそうにしていますが、
3日もすると
先生と休み時間も英語で会話しているくらい
馴染んでいますね(笑)

仲間の存在、
また先生からも優しく教えてもらいながら
進めていくような内容が
そうさせているのではないかと。

初日は~・・・生徒は
カルチャーショックだと思います(笑)

ほんとにずっと英語なんだ・・・みたいな。
でもその環境こそが大きいんですよね。

校内留学 3日目 6
最終日 校内留学 8

詳しくは校内留学特集ページにて!

Q 話を聞いているとやはり素晴らしい企画ですね。
我々社会人になっても英語だけの環境にするのは厳しいですし。
生徒ならなおさらですよね。

先生ご自身も留学といった経験はありますか?

菅原先生

あります。

これは個人的な内容になってしまうのですが、
私も初めてカルチャーショックを受けた事をすごく覚えていて・・・

ハワイに勉強しにいったときだったのですが、
スタバで注文が出来なかったんです(笑)

限定のフラペチーノを頼もうとしても、頼めない!!
・・・みたいな。

え~と・・・サイズ、商品名、飲食は店内or店外で・・・

ずっと英語を勉強してきましたが、
やはり現地は全然違うなと思いましたね。

Q 実体験はリアリティがありますね(笑)何回くらい海外渡航歴はあるんですか?

菅原先生

何回ですかね~

大学2年でハワイの学会に参加し、
3年のときに1年間アメリカのテネシー州に
交換留学で参加しました。

そう、この時もほんとカルチャーショックがあって・・・
なまりのある英語なので、
今まで勉強した英語と全然違う!
って、なかなか厳しかったです(笑)
この留学での1学期目は
周りが何言ってるかほとんどわからなかったですね。
もう予想と想像で考えてました。

夜は寮で復習して、また翌日・・・
ディスカッションが毎日のようにあるので、
本当にきつかったです。

大学4年の時は
タイとかマレーシア、シンガポールで
学会に参加して研究発表の場なんかもありましたが、
学ぶことは絶えず、
現在仕事し始めてもまだまだ
学習しているっていう意識でやっていますね。

Q いやすごい経験ですね!
やはりその経験で英語力がつきましたか?

菅原先生

まず英会話が出来るということ。
そして私の場合、仕事に活きているのは間違いないですね。
当然といえば当然ですが。

でもまだまだなんです。
今、ネイティブの先生と話していても、
表現方法(ニュアンス)で新しい発見があるし、
どこまで行っても学習は続きそうです。

IMG_0027
IMG_0006

菅原先生の授業の様子。
「使えるものを最大限使って取り組みます!」

Q なんか、先生のとてつもない向上心が見えたように思います。

先生が最近学校で頑張っていることを何か挙げていただいてもよろしいですか?

菅原先生

ありがとうございます。

まず、担任のクラスでは
副担任にネイティブの先生がついており、
毎日朝のHRで
All EnglishのHRを行わせてもらっています。

日常的な英会話をクラスで行える
ということで、とても面白いですね。

まだ伝達事項まですべて英語というわけには
いきませんが・・・でもだいぶ違います。

またICTツールの活用も合わせて
新しい取り組みが出来ていて、
新たな学習効果を生む可能性、時間の有効活用に
繋がるんじゃないかと期待しながら
毎日取り組んでいます。

来年からカリキュラムも変わりますが、
ポジティブに捉え、
今までとは違った英語を生徒に教えていきたい
と考えながら準備を進めています。

「副担任のJames先生による朝のHR」

P1011253

※1年生で利用しているICTツール「Monoxer」

解いて憶える記憶アプリ。AIで個別最適化学習を行うことができ、学習者に合わせた難易度と出題が作られる。次世代の教育アプリケーションを使っています。→iPad画面は個人の理解度に合わせた選択肢になっている

Q それでは最後に、今後のことは何か考えてますか?

菅原先生

校内留学の内容に戻ってしまいますが、
やはり5日間で英語学習を完結するというのは難しいわけです。
ですが、その後の1年、もしくは2年間のモチベーションに繋がれば良いなと思っています。
欲を言えば大学等に進んだ際に前向きに留学してみたいなと思うきっかけになってくれれば本望です。
参加された生徒を見ても、その後話すということに対して抵抗が無くなっているようにも見えて、それはすごい成長を感じています。

また、グローバルスタディーズで面白いと思ったのが、現地の小学生等との触れあいといった機会で、何か出来ないかなと興味を持っています。
日本の学校と海外の学校を繋いでいけるような活動をしてみたいと考えています。

校内留学ではこちらに呼んでいるわけですが、逆に出向くようなものも素晴らしいと思うし、その実現が難しいとしても、リモートで繋ぐ方法とか、だいぶ日常的になってきましたから、ZOOMやSkypeのようなツールを使って繋ぐ企画も出来たらなと考えています。
時差の関係もあるのでアジア圏が現実的とは思いますが、授業等で繋いで、同じテーマについて話してみるといったこととか出来ないかな~と、考えたりしています。

ほんとに向上心が高くて素晴らしいですね!
今回は長いインタビューにお付き合いいただきありがとうございました!

 

校長先生も自ら英語改革ということで力を入れていますし、今後の東葉の英語教育、本当に楽しみです!

これからもホームページで様子を追っていきますので、ぜひお楽しみに!