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東葉アートウイーク 2024
今年も11月18日(月)~22日(金)まで、3年生の芸術科の授業を選択している生徒による東葉アートウィークが開催されています!
この1週間は学生ホールに書道・美術の優秀作品が展示されています。
11月19日(火)の放課後には、エンデバーホールにて『アートウィーク音楽選択者発表会』が行われました。
また、図書室では、図書委員会と芸術科の先生方によるコラボイベントが開催されています。
以下、各教科の先生方によるレポートになります。
書道 津田先生
書道からは授業内で完成させた作品を展示しています。
全国書道展での上位入賞者の作品も展示しました。
横にして書いた作品は曹全碑の臨書です。
まるで右から左に書いたような特徴的な線が魅力です。
小さな紙は篆刻です。
自分の名前の漢字を調べ、印を彫りました。
とても細かな作業で根気が必要です。
短冊は書道選択者全員のかな作品です。
古今和歌集の日本最古の写本、高野切第三種を臨書しました。
音楽 山本先生
アートウィーク2日目である11/19には音楽選択者のうち出演希望者による発表会が開催され、全部で9組が演奏を披露しました。
音楽の授業では、いわゆるクラシック音楽の鑑賞にとどまらず、ジャンル問わず自分の好きな音楽について調べて分析したり、それらを活かした創作や、今回のような演奏への挑戦など、生徒自らと音楽の結びつきを活かした積極的な表現活動を大切にしています。
今回の発表では、バンド演奏や管楽器、音の出る不思議なパイプなどに挑戦!
授業で初めて楽器に触った人も多くいましたが、練習の成果を発揮し、エンデバーホールは大盛り上がりでした!
エンデバーホールに集まってくださった皆さん、ありがとうございました!
また、発表会の実行にあたってご協力くださった放送委員会の皆さん、ご協力本当にありがとうございました。
美術 浅井先生
授業内で制作した作品を展示しました!
★1学期 素描
・手とビー玉をモチーフに設定し、グレーの紙の上で、コンテという画材(黒色と白色)を用いて、デッサンをした作品。
★2学期 油絵 「おもいでを描こう」
・各々が今まで撮った写真の中から、1番印象深い写真とその当時の記憶をもとに、油絵を制作。
デッサンはもちろん、油絵という長丁場な課題にも対しても、みんな最後まで熱い心でキャンバスに向かい、すばらしい作品を制作しました!
集大成をぜひご覧ください✴︎
図書 根本先生
図書室では、昨年同様、図書委員の生徒たちによる、芸術科目の先生方のおすすめ本を紹介するコーナーを展示中です。
飾っているPOPはすべて図書委員の手作りです。インタビューを元に作成しました。
加えて、今年は「芸術科の先生について知ろう!」をサブテーマとして、先生方に「子どもの頃に好きだった本」も紹介していただいています。
「ぼくにげちゃうよ」や「ぼくのロボット大旅行」、「ブレーメンのおんがくたい」など、懐かしい!と感じる人もいるのではないでしょうか?
また、今年度の目玉のひとつとして、音楽の先生の大好きな曲の楽譜を展示しています。
谷川俊太郎の詩に基づいて作られた美しい曲だそうです。
動画配信サイトに繋がるQRコードも一緒に置きましたので、ぜひ楽譜を見ながら聴いてみてください。
(※図書室内で音楽を聴くときは必ずイヤホンを着用してください。)
【空海之書について】 「空海之書」は空海が書いた書を全部写真に撮り、まとめたものです。これ以外に空海のものが全てまとまっている本は発行されていないと思います。書道の勉強のためにも大変面白いのですが、天才といわれた空海が中国留学から何を持ち帰り、どんなことを考えていたのかなど、遣唐使の時代に思いを馳せるのも楽しいと思います。中身は写真ですが、装丁は和綴じです。なかなか見ることのできない和綴じ本も是非ご覧ください。 書道科:津田先生 |
図書室のアートウィークコラボは12月末まで展示しています。
みなさんの利用をお待ちしています!