文化祭有志団体ソーラン節 2024すずかけ祭
昨年、ある1人の生徒によって創設された文化祭有志団体「ソーラン節」。
今年はGIIS(インドのインターナショナルスクール)の生徒も加わり、よりパワーアップした演舞を見せてくれました。
6月上旬「メンバー初顔合わせ」
ポスターを掲示して2週間が経ったある日の昼休み、会議室に参加希望者が集結しました。
自己紹介では、それぞれがソーラン節に参加した理由を語ってくれました。
『なんか楽しそうだから』と単独参加の1年生。
『去年楽しかったから』と2年連続参加の2年生。
『高校生活最後の思い出に』と初参加の3年生。
バラエティに富んだメンバーにワクワクしました。
6月中旬「練習開始」
昼休みを使い、週2回のペースで練習を重ねました。
昨年の経験者を中心に、学年をこえて教えあう姿が印象的でした。
この頃はまだまだ完成には程遠い状態でしたが、すでに声だけはしっかりと出ていました。
7月上旬「GIIS訪問」
一部の東葉生でインドのインターナショナルスクール「GIIS西葛西校」を訪問しました。
大歓迎を受ける中、英語での自己紹介を済ませた後にソーラン節を披露しました。
言葉の壁が心配されましたが、生徒たちは臆することなくGIIS生に振り付けを教え、また、インド舞踊を楽しそうに教わっていました。
8月下旬「GIIS生 東葉高校来校」
夏休み終盤、今度はGIISの生徒が東葉高校に来校し、合同練習を行いました。
練習後は手作り流しソーメンを一緒に食べ、互いの絆を深めました。
9月13日本番前日「合同最終リハーサル」
本番の舞台となるエンデバーホールで、GIIS生と合同リハーサルを行いました。
東葉生はGIISからお借りしたインドの伝統衣装に初めて袖を通しました。
男子も女子もとてもよく似合っており、非常に嬉しそうでした。
本番に向けて1時間、みっちりと練習を行い準備万端です。
9月14日文化祭本番「感動!超満員での演舞!」
開演30分前から観客が集まりだし、10分前には360度超満員となりました。
開演直前、控室で東葉生とGIIS生のみんなで円陣を組みました。
2年生のリーダーや3年生の男子、GIIS生など何名かの生徒がスピーチをし、最後はみんなで掛け声!
いざ本番です。
まずは男子生徒による「前説」です。 舞台の流れを説明した後は、一発芸で観客の笑いをさらい、会場の空気を大いに温めました。 |
前説の後は4名の生徒による「和太鼓」です。 演舞前、会場が一気に静まり返ります。 緊張感の中で4名の和太鼓の大きな音がエンデバーホールに響き渡りました。 演舞が終わると、会場は大きな拍手に包まれました。 4名のうち2名は経験者、2名は初心者でしたが、演舞の内容から練習方法まで、生徒だけですべて完成させたことが素晴らしかったと思います。 |
和太鼓のあとは「インド舞踊」です。 東葉の1年男子生徒とGIISの2名の女子生徒が、観客に曲の説明や意気込みを伝えました。 披露した演舞は、輪になってヒンドゥーの神へ捧げるダンスです。 独特のリズムに乗って、円を移動しながら踊る姿が観客を魅了しました。 |
そして最後は「ソーラン節」です。 前説で登場した生徒が再登場し、観客と一緒に掛け声の練習をしました。 掛け声練習のあとはリーダーである女子生徒によるスピーチです。 今日までの取り組みを紹介した後、突然大きな声で「行くぞーーーー!!!」リーダーの声に合わせて、ソーラン節メンバーが会場に走ってきます。リーダーの掛け声「構え!」に合わせて低く構える生徒達。会場は静まり返ります。 曲がかかると会場のボルテージが一気に上がり、太鼓に合わせて迫力満載の演舞が披露されました。 「どっこいしょー!どっこいしょー!」 「ソーラン!ソーラン!」 全身を使った振り付けと共に、観客と一体となった掛け声が吹き抜けになっているホールに響き渡り、練習では決して出すことのできない迫力のある演舞となりました。 |
最後は中央に集まって決めポーズ! たくさんの拍手をいただき、生徒たちの表情は晴れやかでした。 |
文化祭有志団体「ソーラン節」。
たくさんのご来場、ありがとうございました。
(担当:山田)