また、小さい頃から人と本の話をすることが好きで、
私自身も小中高と
司書さんといろいろな話をしてきました。
好きな本はもちろん、
苦手な本の「ここがちょっと…」なんていうことも喋っていましたね。
司書さんのおすすめがきっかけで、
今でも大好きな作家さんの作品と出会えました。
今では立場が逆となり、
自分が司書として生徒たちといろいろなお話をします。
数年前に、
『ロミオとジュリエット』をどうしても最後まで読み切れない
(2回トライしたものの、途中で挫折してしまっていた)子と一緒に、
キャラクターと物語の展開を整理したことがあるのですが、
卒業前に
「読み終わった! 話の展開もちゃんとわかってるよ!」と
報告しにきてくれた時はうれしかったです。
司書は、
本と人をつなぐことも役割の一つですので、
生徒たちとたくさん交流していく中で、
少しでも読書の楽しさや達成感などを味わってもらえるように
尽力したいと思っております。