校長ブログ「2024年に向けて」

新年おめでとうございます。
気持ちも新たに2024年を迎えました。

長かったコロナ禍の出口が見え始めましたが、インフルエンザも油断できず、マスクが離せない人も多いことでしょう。

2年間続いているウクライナ侵攻、昨年のイスラエルのガザ攻撃、これからの日本を担う皆さんは、常に世界へ目を向けていかなければいけないことには間違いないと思います。

2024は4の倍数ですからオリンピックがパリで開催されます。
3年前の東京オリンピックが無観客で開催されたことも歴史の一つとなっていくことでしょう。

さらに、2024年は世界的な「選挙イヤー」で注目していきましょう。
1月13日には台湾の総統選がありました。
中国との向き合い方が大きな争点で、今後の台湾有事も心配され、日本への影響も大きいかもしれません。
3月にロシアの大統領選です。
プーチン大統領の支持率は高く、当選すれば2030年もしくは2036年まで継続する可能性もあります。
11月にはアメリカ大統領選です。
これまでのところ民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の一騎打ちという見方が広がっています。
この選挙は中国・ロシア・イスラエル・ウクライナなど世界的全体に大きな影響を与えると予想されます。
日本も岸田政権の支持率が下がっている中、6月の都知事選とのダブルか9月の総裁選直前の解散・総選挙に持っていくかのタイミングが注目されています。

激動の辰年を、私自身は穏やかな1年にしたいと船橋大神宮に初詣をし、安心と安全・東葉高校生の活躍を祈願しました。
ところが元旦夕方に能登地震、2日に羽田のエアバス炎上の災害・事故を立て続けに目のあたりにして、考えを変えました。

「今やれることを悔いなくやる、準備を怠らない、油断は禁物」と東葉高校の発展だけでなく、千葉県での大地震に対しても意識を高めていこうと決意しました。

（ 校長　西村　桂 ）