科学部 医薬品(サリチル酸メチル)の合成
皆さんこんにちは!科学部です!
今回の実験は、「医薬品(サリチル酸メチル)の合成」です。
サリチル酸にメタノールと少量の濃硫酸を加えて加熱することで、カルボキシ基がエステル化され、強い芳香を持つ油状のサリチル酸メチルが得られます。
(動画:下に沈んでいる油状のものがサリチル酸メチルです。)
サリチル酸メチルは、商品名でサロメチールと呼ばれ、筋肉などの消炎鎮痛剤として外用湿布薬に用いられています。
サリチル酸メチルが生成し始めると、湿布の匂いが実験室に漂います・・・良い・・匂い?
身近な医薬品である湿布薬の成分を合成することができ、反応式もしっかりと学ぶことができました。
科学部は今後も様々な実験にチャレンジしていきます!
実験日:2/17(月)
文章:市川