科学部 ニワトリの脳の観察と解剖

皆さん、こんにちは!科学部です。
今回はドッグフードとして販売されている「鶏頭水煮缶」を使って、ニワトリの脳の観察と解剖実験を行いました。
解剖前の観察もしっかり行い、
「見た目はカタツムリみたい」
「水煮(加熱加工)されているため肌色になっていて、とさかや目もしっかり確認できた」
など、色々な感想を部員同士で話し合っていました。
| 解剖の部員の感想を一部紹介します |
| ・頭蓋骨を取り除こうとしたら、骨がいくつか割れていて押すと少し動いた(脳とぴったり密着しているわけではないのかも?) ・皮や肉を少しはがしただけで脳が現れたのでびっくりした ・脳は綺麗に左右対称で、上から見た時と横から見た時で形が全然違っていた ・断面を切ってみると、外側と内側でツルツル感などの質感が異なっていた |
断面に酢酸カーミン液をつけて染色したところ、「内側は赤く染まったが、外側は赤くならなかった」という結果になりました。
ここから生徒は「外側には核(細胞)がほとんどないのではないか?」と考察。
さらに、「加熱(水煮)すると核が破壊されるはずなのに、なぜ今回酢酸カーミンで赤く染まったのだろう?」という鋭い疑問を抱きました。
熱で細胞や核が壊れても、酢酸カーミンに反応するDNAなどの成分が残っていれば染色されるんですね。
疑問が深く学ぶきっかけとなりました。
今回の解剖後、生徒からは、
「思っていたよりも綺麗に解剖できて嬉しかった!」
「ニワトリの脳はもっとヒトに近い形をしていると思っていたけれど、予想と全く違っていて驚いた」
といった声が上がっていました。
教科書の知識だけでなく、実際に自分の手と目で触れて観察し、疑問を持って考察することで、非常に密度の濃い学びが得られたようです。

科学部はこれからも様々な実験にチャレンジしていきます!
実験日:8/31(月)
文章:時井