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科学部 冬の遠足

皆さんこんにちは!科学部です!
冬の遠足では、上野の国立科学博物館で開催されている特別展「大絶滅展 ―生命史のビッグファイブ―」へ行ってきました。

科博で生命史全体をテーマとする特別展は実に10年ぶりとのこと。科博の古生物研究者の方々全員と火山の研究者が協力して作り上げたという、最新研究が凝縮された非常に見応えのある展示でした!

「ビッグファイブ」と大絶滅スフィア

会場に入ると、まず目に飛び込んでくるのが巨大な球形映像展示「大絶滅スフィア」です。 地球の歴史上、短期間に75%以上の種が絶滅したとされる5回の超大規模な絶滅現象――「ビッグファイブ」について、ダイナミックな映像で学ぶことができました。

1.オルドビス紀末(約4億4400万年前)
2.デボン紀後期(約3億8000万年前〜)
3.ペルム紀末(約2億5200万年前)
4.三畳紀末(約2億100万年前)
5.白亜紀末(約6600万年前)

この展示を通じて、キーワードでもある「それでも進化は続いていく」という言葉が持つ本当の意味を考えさせられました。絶滅は決して「絶望」だけではなく、そこからまた新しい生態系が切り拓かれていくという生命の逞しい連続性を、展示の至るところで実感することができました。

印象に残った展示

会場には貴重な標本が数多く並んでいました。その中から、いくつか紹介します。

・サカバンバスピス(オルドビス紀)
脊椎動物の祖先に近い、硬い骨を持ち顎のない姿が特徴です。私たちのルーツを辿る上で重要な、進化の試行錯誤を感じさせるユニークなフォルムでした。
・巨大な古生代生物(シルル紀)
全長2mを超えるウミサソリ(アクティラムス)や、巨大な多足類アースロプレウラなど、当時の環境が生んだ生物のスケールの大きさに圧倒されました。
・T‐J境界(三畳紀末)の大量絶滅
デンバー自然科学博物館から届いた貴重な標本群を通じて、約2億年前に起きた環境激変が生命に与えた衝撃を学びました。

★世界初公開!ステラーダイカイギュウ
今回の大きな見どころが、全長約6mステラーダイカイギュウの全身骨格化石です。
実物化石(一部レプリカ)による全身展示は世界初!北太平洋に生息していた海藻食の大型哺乳類で、この化石は世界最古のものだそうです。

見学を終えて

「大絶滅」というタイトルですが、その先にある「生命の繋がり」と「進化のたくましさ」を実感できる素晴らしい展示でした。今回得た知見を、これからの部活動に活かしていきたいと思います。

科学部は今後も様々な活動を行っていきます!

活動日:12/13(土)

文章:時井

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