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東葉アートウイーク 2025

今年も3年生の芸術選択者によるアートウィークが11月22日から27日に実施されました。

美術、書道選択者による作品の展示は生徒ホールで、音楽選択者による発表会は25日にエンデバーホールで開催されました。
ポスターは3年生 加賀美 光希さんの作品です。

書道 津田先生

今年は全国書道展での上位入賞者の展示をしました。
2万5千人以上が応募した全国書道展で、本校からは奨励賞が3人、特賞が6人という結果でした。
その中から、3年生書道選択者の作品を展示しました。

また、日本最古の勅撰和歌集の古今和歌集の臨書を展示しています。
こちらは書道選択者全員の作品です。

限られた時間の中で、全員が熱心に取り組みました。
美しい短冊と小筆を使った作品制作に頑張った成果が出ています。

音楽 山本先生

音楽では、楽典などの基礎的な知識の習得に加え、ジャンル問わない鑑賞や楽器への挑戦など、生涯にわたって音楽を愛好するための下地となる授業を行っています。

1学期はクラシックギターとヴァイオリン・チェロの異なる弦楽器を練習、2学期はそれぞれ自由にチームを組んで、バンド編成や、サクソフォン、トランペットなどの管楽器、さらにはハンドベルなど様々な楽器での演奏にトライしており、アートウィークでは希望者がエンデバーホールにて発表を行います。

今年度は合計11グループがアートウィークに出演し、来場した生徒や先生方も大盛り上がりを見せていました。
ご来場くださった皆さん、ありがとうございました!

美術 浅井先生

美術では、授業内で制作した作品を展示しました。

1学期の素描課題では、グレーの紙に黒と白のコンテを使い、影だけでなく光の表現にも挑戦しました。
黒色と白色の両方を用いるこの描き方は、2学期の油彩画制作などの絵画表現に生きてきます。
身近な「自分の手」と透明感ある「ビー玉」を組み合わせて制作しました。

2学期では、油彩画に挑戦しています。
私たちは日常の中で何百枚、何千枚、時には一万枚を超える写真をスマホに保存していますが、その根底には「忘れたくない」「記憶を留めておきたい」という純粋な気持ちがあると思います。
何気なく撮った写真から使命感に駆られて撮った一枚まで様々な思いが詰まった膨大な写真の中から“自分にとって特別な一枚”を選び、その写真と当時の記憶を手がかりに油彩画として表現しました。

特に油彩画は初めて経験する生徒が多い中で生徒たちは本当によく集中して最後まで制作していたと思います。
力作たちをご高覧いただき、ありがとうございました。

図書委員会 根本先生

図書室では、毎年恒例となりました芸術科目の先生方のおすすめ本を紹介するコーナーを展示中です。

図書委員会で企画していて、飾っているPOPはすべて図書委員の手作りです。
アートウィーク担当メンバーで質問を決め、書道・美術・音楽の先生方の元へインタビューに行きました。
POPはその内容を元に作成しています。

『多宝塔碑』(書道)、『近代美術史テキスト』(美術)、『音楽と数学の交差』(音楽)……と、普段手に取らないような本を紹介していただき刺激を受けた図書委員もいました。

また昨年度先生方に、子どもの頃に好きだった本は何ですか? と質問したところ、答えに生徒も知っている本が挙げられ、「親近感がわく!」と好評でしたので、今年も【小学生の頃に好きだった本】を教えていただきました。
一体どんな本が選ばれたのか…ぜひ、図書室に来てみて欲しいと思います。展示をつくった図書委員は、「正面から見た時、全部の本とPOPが見えるように配置すること」を心掛けたそうです。

アートウィーク×図書委員会コラボ展示は12月末まで展示しています。
ぜひ、上記の点にも着目してみてください。
みなさんの利用をお待ちしています!