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この指と~まれ企画:鉄を学ぼう

10月22日(水)に『この指と~まれ』企画として鍛冶職人の伊藤 愛さんをお招きし、校内の屋根付き屋外スペースで「鉄」をテーマに学びました。
今回は限定20名!
受付開始と同時に生徒が校長室前に列をなし、あっという間に満員御礼となりました。

🔨本格的な鍛冶体験

炉(ろ)は伊藤さんの自作。
ミシン台や車のパーツを再利用したというこだわりの逸品です。
火の温度はなんと約2000度!

真っ赤に熱せられた鉄を打つたびに、重い金槌から手に伝わる振動。

普段、スマホやタブレットばかり触っている生活の中で、「たたく」「形が変わる」という原始的な体験に、生徒たちは目を輝かせ、かたい鉄が曲がる瞬間に感動の声を上げていました。

「工房に通って自分の作品を作りたい!」という声も多く上がり、会場には理科や歴史の先生をはじめ、多くの先生方も見学に訪れました。

まさに「五感で学ぶ」貴重な時間となりました。

🔨心に残った伊藤さんの言葉
人は死んでも鉄は残る
多くの職人の道具は鉄からできている
鍛冶職人の後継者が減少している
人生に迷ったときに、鉄の魅力に気付いた

鉄の文化や職人の想いに触れ、生徒たちも「鉄の奥深さ」に感動していました。

🔨鉄の魅力を再発見

房総半島は古代から砂鉄の産地で、製鉄が盛んだったことも学びました。
五千年前から変わらぬ製鉄の技術に、「人と鉄」のつながりを感じるひとときでした。


火花が散る中で生徒の目も輝いた一日。
鉄と向き合う体験が、きっとこれからの学びや生き方に力をくれることでしょう!

(担当:山田)

伊藤 愛さんのInstagramにも、今企画の様子を掲載してくださいました!https://www.instagram.com/p/DQXD6qIk-7p/?img_index=1
11/11(火)22:54~23:00にフジテレビの「陽だまりのとき」という番組で、9月に工房で撮影された様子が放映されるそうです。是非ご覧下さい!
https://www.fujitv.co.jp/hidamarinotoki/

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