この指と~まれ企画:東洋大学法学部教授 加藤先生による特別講演「SNS利用と法律」
6月某日、この指とま~れ企画の一環として、東洋大学法学部教授の加藤先生をお招きし、特別講演を開催しました。
当日は30名を超える参加者が集まり、熱気に包まれた会となりました。
加藤先生のキャリアと「法」への問いかけ
講演は、加藤先生のこれまでのキャリアを振り返るところから始まりました。
内閣府での官僚経験や高校時代のエピソードなど、多岐にわたるお話に生徒たちは興味津々。
「法」についてのお話で特に印象的だったのは、「法律は本当に正しいのか?」「日本の法律を守ればよいのか?」といった、私たちの常識に問いかけるような加藤先生の言葉でした。
「法とモラルについて」や「最高裁の判決が覆ることもある」という具体例を挙げながら、多くの学生が信じている「法には絶対的な正解がある」という考え方を揺さぶられました。
「正義とは何か」そして「SNS」
「正義とは何か」という深遠なテーマについても、高校生にも分かりやすいように、具体的で身近な例を交えながら楽しく解説してくださいました。
また、現代社会において避けて通れない「SNS」についても言及され、その光と影について考えるきっかけを与えてくれました。
終始大盛り上がりの講演は、参加者全員にとって非常に有意義な時間となりました。
講演終了後も、多くの生徒が加藤先生のもとに個別質問に訪れ、その熱意が伝わってきました。
今回の加藤先生の講演を通して、私たちは「法」というものを多角的に捉え、自ら考えることの重要性を改めて感じることができました。
加藤先生、本当にありがとうございました!
(地歴公民科:山田)