Special
特集
令和7年度 芸術鑑賞会 ~東葉高校100周年 N響コンサート~
東葉高校100周年 N響コンサート(芸術鑑賞会)
こんにちは!
先日6/16(月)、すみだトリフォニーホールにて「東葉高校100周年N響コンサート」と題して、日本最高峰のオーケストラであるNHK交響楽団(指揮:太田 弦)による芸術鑑賞会が実施されました。
当日演奏された曲目を振り返っていきたいと思います。
初めて生でオーケストラを聴くという生徒もいた中で、最初に演奏された曲は「スター・ウォーズ」から〈メインタイトル〉(J. ウィリアムズ)。
輝かしいフル・オーケストラの迫力に圧倒されました。
指揮者の太田さんが大の「スター・ウォーズ」ファンということで、力のこもった指揮も印象的でした。
その後の《管弦楽組曲第3番》から〈アリア〉(J. S. バッハ)では「スター・ウォーズ」とは違った優雅で美しい弦楽器の音色を楽しむことができました。
《青少年のための管弦楽入門》(B. ブリテン)では、オーケストラに用いられる楽器がナレーターのアナウンスで次々と紹介され、オーケストラについて理解が深まりました。
休憩後、ヴァイオリニストの荒井里桜さんをソリストに迎えて演奏された《チャールダッシュ》(V. モンティ)、《ヴァイオリン協奏曲ホ短調》から第1楽章(F. メンデルスゾーン)ではヴァイオリンの美しい音色、そして荒井さんの素晴らしい演奏にうっとり。
《弦楽のためのトリプティーク》から第1楽章(芥川也寸志)では弦楽器のみで演奏されるオリエンタルな雰囲気の音楽を楽しみました(この曲の作曲者は今年生誕100周年!東葉高校と同じですね!)。
最後に演奏されたのは、行進曲「威風堂々」第1番(E. エルガー)。
すみだトリフォニーホールの立派なパイプオルガンまで使用した大規模な編成で演奏される圧巻の音楽に、生徒や保護者で満員となったホールは拍手で包まれました!
アンコールとして演奏されたのはなんと、東葉高校の校歌!
全校生徒でNHK交響楽団の演奏に合わせて歌うという滅多にない機会をいただき、ホール全体にオーケストラの美しい音色と全校生徒の歌声が響き渡る素晴らしいフィナーレとなりました。
100周年という記念すべき年にこのような素晴らしい機会・経験ができたことを大切にして、今後も芸術をより身近に感じながら生活してくれることを願っています。
(芸術科 音楽 山本)
※写真協力 青木写真館さん