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科学部 放射線に関する出前授業!《協力 原子力文化財団》


こんにちは!科学部です。1学期最後の部活動は、放射線に関する出前授業として、
東京都市大学より、西村太樹先生、大学院生の福嶋さん、中村さんに来校頂きました。

言葉としては耳にしたことのある“放射線”ですが、意外と知らないことも多いですよね。

元素のお話から始まり、基礎から講義をしていただきました。時折クイズを織り交ぜたり、
西村先生のユーモア溢れる、かつ知識量の豊富な講義に、まだ化学を勉強していない1年生も、
「授業で学習したな~」と思い出している顔の2・3年生も、皆熱心に聞いていました!

放射線というものが意外と身近にあるということを感じたのではないでしょうか。

実習は「霧箱実習」と「放射線の測定」を実施!

「放射線の測定」では、1人1台放射線測定器を持ち、校内を回って様々な場所の自然放射線を測定!練習としてはじめに理科室を測定!
その後、それぞれ散らばって、トイレ・エンデバーホールの床・東葉門・友人・作法室など、思いつく限りの場所・ものを測定!

次に「霧箱実習」

霧箱は放射線を検出する為の装置です。飽和状態のアルコール上記を容器に閉じ込め、容器をドライアイスに乗せ冷却することで、内部の上記は過飽和状態になります。
このとき、箱の中を放射線(α線・β線など)が通ると、アルコールの霧の粒が通り道に沿って白い筋が発生します。これは飛行機雲と同じ現象です。
放射線として飛んでいる微細な粒子は、非常に小さく、非常に速いスピードで飛んでいるので目では追えません。飛んでいった跡が目で見えます。
このように、放射線の飛跡を観察することができました。

「見えた!」「α線かな?」「β線かな?」

ただ観察するだけでなく、西村先生の講義にてしっかり考察も行い、理解を深めることができました。
西村太樹先生、大学院生の福嶋さん、中村さん、ありがとうございました!

科学部はこれからも様々な実験にチャレンジしていきます!
実験日:7/8(月)
文章:時井

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