ボードゲーム型教材から学ぶ「公共」
10月にNPO法人6時の公共様が開発した教材を用いて公共の授業を実施しました。
ボードゲーム型教材「ぼくらの基地がほしいんだ」を活用しながら、国民の権利である請願権について学ぶという内容です。
若者の政治離れの一因として「民意が届いていないという感情からくるモチベーションの低下」があると思われます。
その意識を変えるためにスモールステップ(学校の校則、地元自治会のルール、地方自治体の条例など)を紹介。
小さいスケールからでも自分たちの要望を言葉にしてみたり行動に移してみたりすることで、
世の中の仕組みをかえることができるかもしれないという前向きな意識を醸成することを目的としました。
生徒たちも楽しそうに取り組んでくれて嬉しかったです。
また、活動の途中にNPO法人6時の公共スタッフ(現役の千葉県庁職員や市議会議員)からのリアルな解説もありました。
公共の授業は令和4年度から始まった新しい授業であり、
全国の先生方が日々苦労しながら授業内容を定めているのではないかと思います。
1つひとつの授業アイデアを考えていくにあたり、今回のように外部団体の協力を得ることで
生徒の主体性を高める授業を展開していく必要性を感じることができた大変貴重な機会となりました。
(教科担当:池田)
[追記]
・今回の取組みを東京新聞様が記事にしてくださいました。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/215795
・NPO法人6時の公共様のHPでも今回の取組みをレポートしてくださっています。
https://bokukichi.pm6lp.org/news/4391/