教職員紹介

司書さんにインタビュー!

生徒たちが来やすい場でありつつ、
生涯学習の環境に、図書館をしていきたい!

図書だより『読書の森』…読んでくれてますか?
その最新号はなんとVol.100の記念号でした!
…ということで今回は

司書の根本先生に突撃インタビューをして、
本に対する思いを語っていただきました。

ありがとうございます。

図書のお便りって、実は無くても問題無い、と言うか
学校生活で”絶対必要なもの”とは違うと思うんです。

だからいつ消えてもおかしくなかったと思うのですが、

今までの司書さんが一生懸命続けてきたものが
100号まで続いて、それを引き継いで
なんとかここまで来れたのは本当に嬉しく思います。

今回、生徒から寄せられた作文もとても良くて、
今までがんばってきたものが何か返ってきたような感覚もあり、
読んで感動してしまいました。

生徒から寄せられた作文“というのは・・・
現在の2年生・3年生が、新入生に向けて書いた作文です。

テーマは、「読書って何ですか?」

ちょっと大きいテーマですが、
昨年度の3学期にあった球技大会の時に、
各学年・各クラスで協力しあったり、
前号で募集をかけたらいっぱい応募されてきたりして、
しかも、どれも素晴らしい文章で、
選ぶのを迷ったくらいなのだそうです。

学校全体でチカラを合わせて作り上げられるのって
本当に素敵な活動ですね!

司書という職業をめざす方って、
基本的に「本棚をずっと触っているのが好き」って人が
多いんだと思うんですね。

私も同じで、
「それを仕事としてさせていただけるのは幸せだな〜」と感じています。

 

また、小さい頃から人と本の話をすることが好きで、
私自身も小中高と
司書さんといろいろな話をしてきました。

好きな本はもちろん、
苦手な本の「ここがちょっと…」なんていうことも喋っていましたね。

司書さんのおすすめがきっかけで、
今でも大好きな作家さんの作品と出会えました。

今では立場が逆となり、
自分が司書として生徒たちといろいろなお話をします。

数年前に、
『ロミオとジュリエット』をどうしても最後まで読み切れない
(2回トライしたものの、途中で挫折してしまっていた)子と一緒に、
キャラクターと物語の展開を整理したことがあるのですが、

卒業前に
「読み終わった! 話の展開もちゃんとわかってるよ!」
報告しにきてくれた時はうれしかったです。

司書は、
本と人をつなぐことも役割の一つですので、

生徒たちとたくさん交流していく中で、
少しでも読書の楽しさ達成感などを味わってもらえるように
尽力したいと思っております。

最初は手探りだった部分もありましたが・・・
「5年目」の実感が湧いてきていますね。
ようやく全体を見ながら進められているかなと思います。

色々な考えもありますが、
生徒が来やすい図書室であってほしいなと思っています。

図書室は「生きる力」の育成の場と思っている部分もあって、
いろいろなことが自然と身につくと思っています。

本を通じて何か気づくこと
それが生涯学習の一歩に繋がるのではないでしょうか。

これからは図書室の目的をもっと追求して、
より調べ学習の出来る環境を作っていきたいと思っています。

8月には新コーナーとして
とても見やすい配置で
「進路・就職関連の書籍」棚を作ります。

ぜひ2学期から楽しみにしていてください!


 

後記

お話ししながら時折見せてくださる
しっかりした顔つきは、

根本先生の思いの強さや性格を
表しているように思いました。

日頃、丁寧に取り組まれている
『本や生徒への想い』は、

ここに載せきれないほどに
大きなものでした!

8月には新コーナーを完成させる
という目標も聞けましたので、

ぜひ皆さんも機会があれば
図書室へ足をお運びいただき、

根本先生と
直接話してみてくださいね!