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科学部 人工いくら合成

皆さんこんにちは!科学部です。
今回は、人工いくら」の作製実験を行いました。

活動の始めには、副部長が実験の手順や作り方、注意点について分かりやすく説明し、その後、実験に取り組みました。

この実験では、食用のアルギン酸ナトリウム水溶液を、同じく食用の塩化カルシウム水溶液の中へスポイトで一滴ずつ落とし、ゲル化反応を利用して人工いくらを作製しました。

液体が球状のまま固まっていく様子を観察しながら、スポイトを押す力や滴の大きさを調整し、本物のいくらに近い形になるよう工夫しました。

実験を楽しみにしていた部員の中には、なんと醤油と割りばしを持参する生徒もおり、活動前から大いに盛り上がりました。


実験では、反応時間によって人工いくらの性質が大きく変化することを確認しました。
反応を始めて間もない粒は、カルシウムイオンが表面から反応るため、外側だけがゲル化し、内部は液体のまま残っています。
そのため、粒をつぶすと本物のいくらのように「プチッ」とした触感を楽しむことができました。

一方、塩化カルシウム水溶液の中に長時間入れておくと、カルシウムイオンが内部まで浸透し、粒全体がゲル化します。
この状態では、「プチッ」とはならず、「ぐにゅっ」としたゼリーのような食感へと変化しました。


この実験を通して、ゲル化反応が表面から内部へと進行する仕組みや、反応時間によって物質の性質が変化することを体験的に学ぶことができました。
また、この技術は人工いくらだけでなく、知育菓子や食品加工などにも応用されています。
身近な食品にも化学の技術が活用されていることを実感し、楽しみながら科学への興味・関心を深めることができ、有意義な活動となりました。

実験日:7/25

文章:市川

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