科学部 ブタの胎児の解剖
皆さんこんにちは!科学部です!
今回は4月に実施した『ブタの胎児の解剖』について紹介します。
なぜブタの胎児?
ブタの胎児はヒトの胎児と器官の配置や発達段階が非常に似ており、私たちの体の成り立ちを理解する上で、非常に適しているのです。
この解剖は生命の奥深さと精巧な体の仕組みを学ぶ貴重な体験となりました。
慎重に開腹し、まずは内部の臓器一つひとつを丁寧に取り出して、よく観察します。
前回のマウスと比較し、個体が大きい為、解剖もしやすく、また各臓器も観察しやすかったという人が多かったです。
体長約30㎝前後の小さな体の中に、これほどまでに複雑で機能的な器官が整然と配置されている。それはまさに生命の神秘です。
私たちが普段当たり前だと思っている「生きていること」が、いかに奇跡的なことであるかを強く感じます。
生命の尊さを改めて感じる
ブタの胎児の解剖は、私たち自身の体の仕組み、そして生命の尊さについて深く考える、非常に貴重な時間となりました。
私たちは、たくさんの命のつながりの上に生かされていることを改めて気づかされます。
最後に、生徒が作成した解剖レポートを紹介します!
ヒトと臓器のはたらきや形が類似している点が多いことも確認できました。
科学部はこれからも様々な実験にチャレンジしていきます!
実験日:4/21(月)
文章:時井(生物)